昨年よりかなり積雪が多い状況です。12本爪アイゼン必携です。
下界は春ですが山の上はまだ冬です。必ず冬山装備でお出かけください。
最高です!この眺め!蝶ヶ岳は、これが一番!
朝日を浴びる、常念岳。今日はあそこへ向かいます。
蝶~常念の登山道は、蝶ヶ岳に近い稜線上の一部は雪がありませんが・・・。
こんな感じで、ほぼ雪があるもんだと思ってください。
北側斜面は、アイゼンがあったほうが安心でしょう。
また、昼間は、雪が緩むと、やっぱりぼこぼこハマりますので、覚悟して歩きましょう。
お! もしや、この真新しい足跡は・・・。
冬眠から目覚めたクマさんのようです。ぽかぽか陽気でお散歩に出て来たかな?
皆さん、熊鈴も、お忘れなく!
気持ちよさそうに昼寝していますね~。天気が良くって、ポカポカしているのは確かなのですが、・・・
実は気温は氷点下です!
ってことは、一旦曇って風が出たら厳冬期と同じ状況になりますよ。
もちろん、雨じゃなく、氷の礫(つぶて)が真横からバチバチ飛んできます。
そうなった時の覚悟を持って(装備を持って!)、山へお出かけくださいね。
いよいよ、常念岳への登りにかかります。
基本的には、雪と岩のミックスルートになります。
途中、傾斜が50度ぐらいの雪壁がありました。写真ではその怖さが伝わってきませんが・・・。
とにかく、ここをアイゼン無しで通過するのはやめましょうね。
もし、落ちたら、そのまま数百メートル・・・。想像したくないです。
クライミングのできる人なら、雪壁の右側の岩場をトレースすることもできます。
お、山頂直下の雪壁!あと少しだ!
到着!
山頂から、本日の蝶ヶ岳からここまでの稜線を振り返ります。