2021年4月24-25日時点
<5月1日追加情報あり>
偵察登山の動画はこちら。
コメント
例年に比べ雪の量は少な目ですが、場所により雪がまだまだ残っています。時間・気温によってはカチカチに凍るため、前爪のあるアイゼンとピッケルは必携です。 稜線は平地の気温よりも10℃以上低いです。松本では朝の気温は+5℃ぐらい。ということは、ざっくり―5℃よりも低い気温になるということです。東京の真冬の気温よりも低い気温です。当然、雪も降る可能性があります。
蝶沢~大滝山分岐の間の斜面は例年通り急斜面の雪面で滑落の危険があります。ピッケルが無いと滑ったら止まりません。十分慎重な行動を。
蝶ヶ岳~常念岳の間の北側斜面にはまだ雪が残り、踏み抜きで体力を消耗します。
基本はバリエーションルートですので、踏み後は参考程度、あくまで自分で地図を見ながらルートを辿ってください。夏道の赤布などのマーカーも参考になりますが、夏道を忠実に辿るとかえって危険な場所もあります。このあたりを自己判断できない人は危険です。
時間が足りず写真がアップ間に合いません。冒頭の動画を見てイメージを掴んで、安全な登山をお願いします。
5月1日追加;
4月30日朝、5月1日朝に積雪がありました。三股登山指導所あたりまで、ミゾレになっていました。気温も低下して今後も積雪が予想されています。他の登山者のトレースを頼りにできない状況や、雪崩に対する注意など、いろいろな状況に対応できるようしっかり準備をして登山を行ってください。